ヴェネチア国際映画祭、『北天の馬たち』、『壁の男』

 既報ですが、映画『愚行録』ヴェネチア国際映画祭オリゾンティコンペティション部門で上映されることになりました。すごい。試写を観たときから、ヴェネチアかカンヌは狙えるんじゃないかと思ったんだよね。というわけで、来月ぼくもヴェネチアに行きます! ヴェネチア国際映画祭に入れるなんて、もう二度とない機会だからね。

 それと、近刊予告の訂正。
 9月には『ミハスの落日』の他に、『北天の馬たち』の文庫も出ます。忘れてました(笑)。
 11月に発売予定だった新作『壁の男』は、ぼくがゲラを早く見終えたお蔭で10月発売に繰り上がりました。そんなこともあるのか。少しでも早く読んでいただきたいので、これは嬉しい。ぼくの作品としては異色作ですが、そんなこと言ったらどれもこれも異色作なので、通常運転ですね。