『悪の芽』スミセイベストブックインタビュー。

「スミセイベストブック」7月号に、『悪の芽』のインタビューが掲載されています。住友生命の顧客だけが入手できる雑誌なので、見る機会が少ないかもしれませんが、発行部数はすごく多いそうです。ありがたい媒体です。
 これで、『悪の芽』のインタビューはすべて活字になりました。次は8月発売の『邯鄲の島遥かなり』上巻です。今、手許にゲラが来てますが、上巻だけで600ページ超。うちの本棚にある厚めの本と比較すると、例えば東野さんの『白鳥とコウモリ』は522ページ、奥田さんの『罪の轍』が587ページなので、それより分厚い。しかも、これで三分の一。
 でも絶対に面白いので、多くの人に読んでもらいたい。自分の作品だから、ではなく、こんな面白い作品は人に薦めたい、という気持ちです。新潮社内でも、ゲラで読んでくれた人の間で大評判だそうです。「評判」ではなく「大評判」らしいので、嬉しいなぁ。