「紙の梟」、『邯鄲の島遥かなり』下巻。

 現在発売中の『別冊文藝春秋』11月号に、「紙の梟 ハーシュソサエティ」後編が載っています。単行本化は、前にも書いたとおり某作品とのそっくり問題があるので、どうなるかわかりません(泣)。

 

『邯鄲の島遥かなり』下巻の見本ができた。今回はこんな感じ。三丁目の夕日、って感じの装幀ですが、時代は平成まで続きます。発売は29日です。

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 完結に合わせ、八重洲ブックセンターさんがインタビュー動画を作ってくれます。ただし、期間内に八重洲ブックセンターで本書を買った人のみが見られる動画です。詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.yaesu-book.co.jp/events/other/21413/

『邯鄲の島遥かなり』中巻サイン本。

 昨日、新潮社に行き『邯鄲の島遥かなり』中巻のサイン本を作ってきました。

 今回は発売予定日よりかなり早く店頭に並んでいたようですね。サイン本はこれから配本になるので、少しお待たせすることになってしまい、申し訳ありません。

 全三巻のうち、中巻だけはちょっとトーンが違います。上巻は作者名を忘れてしまうほど、従来のぼくの作風と違っていたのではないかと思いますが、中巻は「そういえば作者はミステリー作家だった」と思い出すかもしれません。

 上巻を面白いと思ってくださった人には、中巻も引き続きお楽しみいただけるはずです。

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『邯鄲の島遥かなり』中巻。

『邯鄲の島遥かなり』中巻の見本ができた。序破急の破にふさわしい佇まいで、満足。

 28日発売ですが、今回はかなり初版部数が少ないです。もともと新潮社は初版部数を絞る傾向にあり(他社の三分の二)、加えて複数巻本の場合はどうしても部数が減っていくので、ついに売れなかった頃と変わらない部数になってしまいました。

 ですので、いつもはぼくの新刊を置く書店でも、今回は入荷しない可能性があります。申し訳ありませんが、なかった場合は他の書店で探してみてください。

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「読売新聞」インタビューと、それとはまったく関係なく大ショックだったこと。

 昨日(9/6)の読売新聞夕刊に、『邯鄲の島遥かなり』についてのインタビューが掲載されました。
 上中下三巻本で三ヵ月連続刊行という形だと、インタビューはどうしても下巻が出た後になってしまいますが、やはり上巻の時点から手に取ってもらいたいので、こんなに早くインタビューが新聞に載るのは本当にありがたいです。
 興味を持っていただけると嬉しいです。

 それとは別の話。
 某氏の新刊を読んだら、前編発表済みの『紙の梟』にそっくりだった! 大ショック。
 半分はすでに発表しているからまだ(少しは)よかったものの、来月発表の後編を読んだらみんなそっくりだと思うんじゃないかな。
 うー、単行本は来年出すつもりだったけど、パクりだと思われるよ。三年くらい、ほとぼりが冷めるまで待つべきだろうか……。

八重洲ブックセンター、「波」9月号。

 八重洲ブックセンター八重洲本店さんで、『邯鄲の島遥かなり』上巻のサイン本を作ってきました。通販もやるそうです。
 中巻下巻も、新潮社に行きサイン本を作る予定です。八重洲ブックセンターにも行きます。

 それと、「波」9月号に『邯鄲の島遥かなり』上巻についての短いインタビューが載っています。10月号には、もっと長いインタビューが載ります。

『邯鄲の島遥かなり』サイン本。

 新潮社に行って、サイン本を作ってきました。今回は定価が高く、初版部数も少ないのですが、これまでと変わらず150冊くらいにサインをさせてもらいました。

 どこの書店さんに配本されるかは著者もわからないのですが、八重洲ブックセンター八重洲本店さんには30日に伺ってサイン本を作ります。通販もあるんじゃないかな。お近くの書店で見つからない場合は、こちらをどうぞ。

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