『龍の墓』単行本。

 また長らく放置してしまいました。
「小説推理」連載の『龍の墓』は、すでに完結しております。11月に単行本になります。
 ライアン・レイノルズ主演の『フリーガイ』に触発されて書いたのに、なぜかバリバリの本格になってしまいました。なので、若手本格の書き手の皆さんに推薦文をいただくことにしました。錚々たる面子に推薦文をいただけることになり、嬉しいです。
小説トリッパー」連載の『ひとつの祖国』も、すでにぼくは最終回まで書き終えています。最終回が掲載されるのは12月発売号で、単行本は来年5月発売です。

 それと、デビュー30周年記念として、『慟哭』と『愚行録』が特別カバー仕様になります。去年もデビュー30年記念で連続文庫刊行をやったのになんで?と思ったら、なんと去年は30年どころかまだ28年だった(笑)。来月を迎えて、本当にようやく30周年になります。