新刊『龍の墓』は22日発売です。すでに店頭に並んでいるところもあるようですが。
例によって、サイン本をたくさん作りました。もし見かけたら、手に取ってみてください。
バリバリの本格は二十年ぶりです。二十年前の作品『被害者は誰?』を出したときは、編集者の反応もあまりよくなく、続きを書きたいと言っても別の作品にしてくれと言われ(十数万部売れたのに!)、インタビューは一件もありませんでした。
でも今回はすべてが逆で、連載中から編集部の反応がよく、単行本刊行前に続編を望まれ、すでにインタビューも複数受けています。この二十年間で本格が完全に市民権を得たのだなぁと、感慨を覚えています。
それと、『慟哭』『愚行録』の30周年カバーも発売されています。期間限定なので、もし気に入ったら今のうちにご購入ください。すげーかっこいいデザインですよ。